身障者手帳取得に向けて①~医師に相談してから診断書をもらうまで~

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息子の病気

息子が3歳になり、体重も14キロに迫るほどに。
それに伴って、今使っているベビーカーがもう限界を迎えようとしています。

ベビーカー

いわゆるB型ベビーカーですね。

 

なんでも、耐荷重量が15キロ以下だそうで…。
これはいよいよ、バギーを作らなくてはいけないのでは…

そう思ってかかりつけの医師に相談してみたところ、
身障者手帳発行に向けて動くことになりました。

これでバギーをはじめとする、日常生活に必要な装具を1割負担で作ることができるそうです。

 

でも、最初はどこに相談したらいいかもわからず、
相談した時にも「もっと先でいいんじゃないか?」と言われていたんです。

 

このことに限ったことではないですが、
医師に任せきりにしていると何も進まないことが多いです。
こちらで情報収集しつつ、「これってどうなんですか?」と疑問をぶつけないとだめっていう…

本当は経験豊富な医師に主導してほしいところですが仕方ないですね…

 

ということで、我が家で身障者手帳を取得するまでのプロセスを簡単にまとめていこうと思います。

どの状態で申請したか?

まずは申請することになった時の息子の状態です。

・年齢:満3歳
・運動:おすわりまで。ハイハイ、つかまり立ちまだできない
→神経内科定期受診、PT(理学療法)通い中

どこに相談する?

うちの子は身障者手帳取れるの?(取った方がいいの…?)と思ったら
まずは主治医の先生に相談するのが一番手っ取り早いです!

うちの場合は神経内科の先生に発達を診てもらっていたので、
その先生に相談しました。

でも、身障者手帳というのは基本的に
「症状が確定したら」発行するものになってるらしく、小児の場合にはなかなか難しいこともあるようで…

最初に相談した時は先生も「まだ早いかも」という理由で受け付けてくれませんでした。

そんな中で動くことができたのは以下のような要因が大きいと考えています。

①3歳になったから
②市販のベビーカーが限界を迎えようとしている
③PT(理学療法士)さんのバックアップ

自治体や病院の方針によって違うかもしれませんが、
ソーシャルワーカーさんに聞いたところ、基本的には3歳以上から相談を受けている、と言っていました。

その頃ちょうどベビーカーの耐用重量が限界を迎えつつあり、
その理由をつけて先生に相談したところ、話が動いたのです。

担当のPTさんが先生に申し送りしていてくれたことも大きかったかもしれません。

 

どうして手帳が欲しいのか、という理由をつけて先生に相談するとスムーズに行きました!

取得するとどんなメリットがある?

装具が1割負担でつくれる

うちは主にこちらのメリットを受けたくて手帳の取得を試みました。

・バギー
・座位保持用椅子

こういった、市販のものに適したものがない、発達の遅い子専用の器具をつくるのが目的です。

他にも、車いすやチャイルドシートなど
その子に合った器具を1割負担で購入できるそうで、
更に月額の負担上限が決まっているそうなので、ひと月にまとめて購入すればいくら作っても負担上限を超えることはないそうです。
(私の住む自治体では3万円ちょっとでしたが、違うこともあるかもしれませんのでご確認を)

子供が小さいうちは市販のもので足りますが、
大きくなってくると普通のベビーカーや椅子では対応できないので、
どうしてもオリジナルのものを作らざるを得ません。

普通にオーダーすると何十万とかかるので、こういった福祉サービスはありがたいです。

税金の優遇

障害児を扶養している場合、
市県民税の控除や、自動車税の減免など、税金の優遇を受けることができます。

詳しくは国税庁のHPをご覧ください。

どんな流れで取れる?

①医師に相談し、診断書を発行してもらう(出来上がるまで1ヶ月ほどかかるそう)
②診断書とその他必要書類(本人確認書類や写真など)を持って役所へ申請

このような流れになるそうです。

①について、うちのかかりつけ病院では、整形外科の診断書が必要とのことでした。
普段かかっているのは神経科でしたが、新たに神経科の先生から整形外科にコンサル依頼をし、予約を取って新規受診しました。

1度の受診で骨の動きを診たり発達の状態について問診を受け、
では手帳を取るための診断書を書きます、という流れになりました。

うちはまだ①の診断書発行段階ですので、申請できたらまた改めて記事にしたいと思います。

まとめ

・取得するには:まずは主治医の先生に相談しましょう!※なぜ欲しいのかも併せて
・取得するメリット:装具1割負担、税金の優遇
・取得する流れ:主治医に相談→整形にコンサル→診断書

 

日常生活に不便を感じてきたら、手帳を取ることで何かしらの補助を受けられる可能性があります。
まずは誰かに相談をしましょう。

私はどこに相談したらいいのか、どんなメリットがあるのかわからず相談が遅れてしまったかなとちょっと悔やんでおります…

主治医の先生、ソーシャルワーカーさん、理学療法士さん、などなど
日常生活にこんな不便を感じてきた、と相談するとアドバイスがもらえるかもしれません。

 

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