病児や障害児を育てていると、
落ち込むことも結構多いです。
私の場合、朝が一番つらい。
朝はただでさえ疲れてて起きるのがしんどい日があったり
バタバタあわただしくてイライラしがちだったりするからでしょうか。
また、息子は朝の具合が一番悪いというのもあります。
グズグズ、ソワソワしていますし、
胃が起きてなくて流れが悪いからか、嘔吐もしやすくなります。
そんな息子を見ながら何種類もある薬を飲ませる準備をしていると、
「しんどそうだな…かわいそうだな…」
「これがいつまで続くんだろう…」
「気持ちよく朝を迎えられる日は来るのかな…」
なんていうネガティブな気持ちに支配されることも。
そんな時私が心がけているのは、
「とりあえず今日を乗り切る」と言い聞かせることです。
普通の子育ても十分に大変ですが、
いつか終わりが来るもの。
でも、障害児の子育ては、名前を介護と変えて、おそらく一生続きます。
そうやって長期的な目線で考え出した瞬間に、
絶望します。
しかも、考えても仕方ない。
現実は変わらないし。
だったら、自分のメンタルを保つことを一番に考えて、
「とりあえず今日」
「とりあえずこの1時間」
と、とにかく今を乗り切ってみる、と考えることが
私が過ごしてきて一番効果があったなぁ、と思うことです。
今日もまた、そうして朝を乗り切って
今これを書いています。
先が長いからこそ、今だけを見る。
一見矛盾していそうですが、
私にとってはこれが毎日を乗り切るコツです。
コメント
はじめまして。突然のコメント失礼します。ななと言います。障害児の母になるかもしれない者です。まだ何の診断もされておらず、この先どうなるかも分かりませんが、ただ一つ確かなのは明らかに発達が遅いということです。この先歩いたり話したりできるかどうかも分かりません。日々辛く、孤独で、その孤独から解放されたくて、色々見ていたところこちらのブログに辿り着きました。「とりあえず今日」を乗り切ると考える事という言葉に少し救われました。他に辛さを和らげるためにやっている事などあれば教えて頂きたいです。よろしくお願いします。
ななさん、こんにちは。コメント、ありがとうございます。
ななさんも、障害児の母になるかもしれないのですね。まだ確定診断が下されていない今は、おそらく一番つらい時だと思います。
お子様おいくつなのかわかりませんが、小さい時は「様子を見ましょう」としか言われないことも多いですから…。
私は、その時が一番つらかったです。
誰にも話せず、周りとも共有できず、未来も見えず、一番不安で、辛くて、その時だったらこんな記事は書けなかったと思います。
そう考えると、辛さを和らげる一番のコツは、誰かと共有できるようになることかなと思います。
今は、支援員さん、療育センターの職員さん、ソーシャルワーカーさんなど、息子のことを知ってくれてサポートしてくれる人がたくさんいます。
同じく障害児のお母さんたちとも知り合いになり、色々と話せるようになりました。
障害を診断されて、腹をくくれた、というのもあります。
ななさんは、今家族以外の誰かに話せていますか？地域の支援を受けられているでしょうか。
まずはそこを模索するのがいいような気がします。
何も事情を知らずにこんなことお話ししてすみません。
誰かに話したい、みたいなことがあれば、私でよければいつでもお聞きします。
よっしーさん、
詳しい事を何も書かず、唐突なコメントにもかかわらず、真摯にご回答頂きありがとうございます。
おっしゃる通り、今が一番辛い時期なのかもしれません。
何の診断もつかない現状では動きようがなく、共有できる人を探すことも困難な為、とても辛いです。
でも、ここにコメントをして、それに真面目に回答を頂けて、少しだけ気持ちが楽になりました。
動ける状態になったら地域の支援も探したいと思います。
また辛くなったらコメントするかもしれません。ご迷惑でなければ聞いていただけると嬉しいです。
ありがとうございました。
ななさん、お返事、ありがとうございます。
地域によって違いますが、「発達が遅い」という漠然とした段階で相談できる施設やセンターがあるところもあります。
まずは家族以外の誰かに話してみることで楽になることは確実にありますので、現段階で相談できるところがあるといいですね。。
（本当に地域差が激しいので、一概に言えないところがもどかしいです）
私がブログを始めたのは、自分が辛かった時にこんなことを読みたかった、と思うことを書きたかったからです。
ななさんにとって、少しでも心が軽くなる場所になれれば、こんなにうれしいことはありません。
またいつでもいらしてください。コメントもお気軽に（＾＾）