先日、同じく病児のママ友さんからこんな愚痴を聞きました。
先生に、「この薬ってこういう副作用は心配しなくていいんでしょうか‥?」と聞いたら
「…本気で言ってる?この薬はこういう作用で必要だから処方してるんでしょ!?」とちょっと怒られてしまったんだよね…
と。
そのママ友さんは、薬が処方されることに疑問を持っていたわけではなくて、
単純に副作用にこういうことがある、と書いてあって心配だから先生に聞いてみただけだった、ということなんですが、「こんな風に怒られたらもう聞きにくくなるよね…」と、ちょっと落ち込みながら言ってました。
私は、これ、めっちゃわかる…!!と思って聞いてました。
医療提供側(医師や看護師)にとっては「大したことないこと」が、
知識を持ち合わせていない親にとっては、それが「大したことかどうか判断できない」場合、
そのギャップからすれ違いというか、お互いに嫌な思いをすることってあるよなぁって。
医師にとって大したことないことでも、親はめちゃくちゃ心配する
医療の知識が豊富な医師ならば、「なんでこんなこと聞いてくるんだろう」と思うことでも、
親にとっては全然知らないことで、知らないからこそ不安なことだったりします。
何十、何百という症例を見ている医師ならば「こんなのは大したことない」と思うことでも、
親にとっては初めて目の当たりにする症状で、大事に至らないのか心配で仕方なかったりします。
知識を持ってないから、ということもあるし、
自分の子供だから心配になる、というのもあります。
言葉を話すことができず、しんどい痛いと口にできない我が子ならなおさら、親が不調のサインを見逃さないようにしなければ、という責任感もあります。
先生や看護師さんの態度を見て、たぶん、それが伝わってないんだろうな…と思うことは、よくあります。
だからモヤモヤする。でも、言えない…
医師と親の間にそういうギャップがありそう、というのは、
前から思っていました。
思っているけれど…解決策はまだ見つかりません。
あまり負担をかけたくないとか、軽症で受診したくないとか、
そのあたりの配慮は持っているつもりなのですが、、
やはり心配になると相談したいと思いますし、
詳しく聞きたくもなります。
でも、あしらわれてるな、って感じることもあって。
そんなとき、医師の立場も考えつつ、自分の気持ちも伝えるうまいやり方があればいいなぁと思うのですが、そんな器用さは持ち合わせておらず、
それ以上何も言えなくて、モヤモヤ、としてしまうことも。
息子がお世話になっている以上、あまり心象が悪くなるようなことは言いたくないし。
でも、でも、せめて理解してもらいたいな、と思ってしまうんです。
我が子が苦しそうなら心配する、冷静になれない、
医師の指示を仰ぎたい、診てもらいたい、相談したい、
そんな気持ちを。
どこまで要望していいのか、どこまで伝えていいのか…
心配な時ほど医師とのギャップを感じ、コミュニケーションが難しくなり、
いつもここに悩まされてしまいます。
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