健常児を生んだ親友との関係性に悩む。

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母の気持ち

今年の初め、親友に子供が生まれた。

不妊治療をして授かった子供で、その苦労も知っていた私は、無事に生まれたことに安心したし、とても喜んだ。
落ち着いてから会いに行って、抱っこして、新生児に癒されもした。

今のところ健康にすくすくと育っていることを、微笑ましく、嬉しくも思っている。その気持ちに嘘はない。

 

だけど。

 

複雑な思いも生まれている。

 

この子はいずれ、うちの息子の成長を追い越していくんだろう。
それを私は落ち着いた気持ちで見ていられるのかな…。

 

親友との関係はどうなるんだろう。

歳が近い子供を持って、普通ならますます仲は深まるんだろう。
共通の話題も増えて、なんなら家族ぐるみで遊んだりとかして…

 

でも、私たちにそれは見込めない。

 

健常児と障害児が歩む道は、あまりにも違う。

 

例えば保育園。

普通の、いわゆる「保活」のことは、私は知らない。
医療的ケアがある、ということだけで、市に門前払いを食らった。

 

他にも、遊ぶ場所、遊べるおもちゃ、食べるもの、成長に合わせた育児グッズ。

普通の子がどんなことをするのか、どんな成長をするのか、私は知らない。

だから、話なんて合うはずがない。

子供という共通点はあっても、共通の経験は何一つないのだ。

 

だったら子供以外の話をすればいい、と思う。

思うけど、彼女の生活が子供中心になる以上、子供の話題以外で話すことなんて、できるんだろうか。

 

彼女に、定型の子供の話をするのが気まずい、と思われるのも嫌。
気を遣われるのも嫌。

だけど、普通の子の成長を目の当たりにして、メンタルを保てる自信も、残念ながら、今はない。

 

器が小さいな…と思う…思うよ…けど、これが本音なんだ…。

 

彼女のことはとても好きなのに、
私はこれから彼女と付き合うのが怖い。

だからあまり積極的に連絡もできずにいる。

そう、これは私の問題。
私が勝手に、彼女から遠ざかっている。

 

わかってるんだけどな…

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