基礎疾患はあるものの、現状経過観察で済んでいて、
特に具合が悪くなる、ということは今までなかった息子。
ただ、ひと月ほど前に突然下痢を発症し、それが頻回になり、血が混じるようになり、まったく治まらない、という状況に…。
今まで風邪もひいたことがなく、突然調子を崩す、ということがなかったので、
ものすごく心配しました。
と同時に、言葉が通じない、ということにここまで悩んだこともない、という事態にもなりました。
どこが苦しいのか、痛いのか、わからないもどかしさ
脳障害の影響で、言葉を一切話さない息子。
今までは、「お話しできたら楽しいだろうなぁ」とか「ママって呼んでほしいなぁ」とかいう漠然とした願望はあったものの、それで困る、ということはありませんでした。
ただ今回、調子を圧倒的に崩したことで、言葉がないとこの子の苦しみを理解できない、というもどかしさに直面しました。
普通であれば、「ここが痛い」「苦しい」「こうしてほしい」ということを言葉にして大人に訴えることができるんだと思いますが、言葉を持たない息子は、それができない。
ただ、泣く、わめく、のたうち回る、といった表現しかできないんです。
そして見守る親は、それを見て、何が起きているのか推測することしかできません…
この辛さったらなかったです。
どこか痛いの?眠れなくて苦しいの?だっこしてほしいの?そっとしておいてほしいの??
お願いだから、教えて…
そんな気持ちでいっぱいになりました。
何をしてあげたらいいのか、正確に把握できないことは、体調が悪くなったときにこんなに苦しくなるのですね。。
そして考える将来の不安
基礎疾患のある息子。
いつかどこかで、突然悪くなるかもしれません。
その時私は、その変化に気づいてあげられるだろうか?と
今回の一件でとっても不安になりました。
具合が悪くて泣いていても、「ただ機嫌が悪いだけ」とか「眠いのかも」「おなかがすいてるのかも」と、なぜ泣いているのかちゃんと把握できないかもしれません…
それが今、とても怖いです。
子供が言葉で訴えてこない分、
熱が出る、なんていう如実な変化がなくても、
「なんだか元気がない」「ぐったりしている」っていう、ちょっとした状態の変化にもしっかり気づいてあげないといけない。
そのプレッシャーに、ちょっとだけ押しつぶされそうです。
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